ExcelTL リリースノート

ExcelTL リリースノート

バージョン: 1.0.5

📅 リリース日: 2025-11-27
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📋 概要

ExcelTL v1.0.5 では、Salesforce へのデータロードの信頼性向上、トランスフォーメーションロジックの安定化、実行ログの可視性向上、そして ジョブ強制終了や Slack 通知などの新しい運用コントロール機能 を中心に改善を行いました。

本バージョンへのアップデートは、既存バージョンをご利用中のすべてのユーザー様に推奨されます。

ハイライト

  • Salesforce へのロード時における参照項目(lookup項目)のクリア処理の信頼性向上
  • Bulk モードでのパフォーマンス改善
  • Conditional Branching および Masking の処理精度向上
  • ステップ単位のサマリーログにより、ジョブ実行状況をより明確に把握可能
  • Slack 連携機能の追加
  • 実行中ジョブを UI から強制終了できる新機能

🛠️ バグ修正

1. Salesforce ロード – Lookup 項目のクリア処理
  • ParentId / Lookup 項目を 値あり から null へ更新できない不具合 を修正しました。
  • これにより、元データで null が指定されている場合、対応する参照関係が正しくクリアされるようになりました。
2. Bulk モードのパフォーマンス
  • 複数レコードを対象とした Bulk モード実行時の 全体的な処理速度を改善 しました。
  • 大規模データセットや繰り返し実行される Bulk 処理において、安定性とスループットが向上しています。
3. Conditional Branching トランスフォーメーション
  • Conditional Branching ステップにおいて、同一のフィールドを 2 回選択した場合に不整合な動作が発生する問題 を修正しました。
  • 現在は、重複したフィールド選択が行われた場合でも、安全かつ一貫した動作が保証されます。
4. Masking トランスフォーメーション
  • startIndex、length、keep など、Masking トランスフォーメーションで利用される 数値パラメータが処理中に不正なデータ型へ変換されてしまう問題 を修正しました。
  • これにより、すべてのマスキングパターンにおいて、期待どおりの動作が行われるようになりました。
5. ログ – ステップ単位のサマリー

各ステップごとに詳細なサマリーテーブルを追加しました。内容は以下のとおりです。

  • 成功レコード数
  • 失敗レコード数
  • 実行統計情報およびその他関連情報

これにより、ジョブ実行結果をより見やすく把握でき、各ステップの評価が容易になりました。

🚀 新機能

1. Slack 連携
  • Slack アダプターを追加し、Slack チャンネルへ通知を送信できるようにしました。
  • ツールを開かなくても、ジョブのステータスを確認することができます。
  • 使用方法の詳細: https://www.furucrm.com/exceltl/usermanual#slack-load
2. 実行中ジョブの強制終了(Terminate Running Job)
  • UI から 実行中のジョブを手動で強制終了できる機能 を追加しました。
  • 長時間実行しているジョブや、誤って起動してしまったジョブを即座に停止したい場合に有効です。
3. Convert DateTime UTC トランスフォーメーション
  • DateTime 値を DateTime UTC に変換するトランスフォーメーション を新たに追加しました。
  • これにより、システム間やタイムゾーンをまたいだ時間情報の正規化が容易になり、時間ベースの処理の一貫性が向上します。

🎨 UI 改善

1. ケース一覧の改善

ケース一覧画面の表示ロジックを見直し、以下のケースをわかりやすく識別できるようにしました。

  • 新規作成されたケース
  • 直近でやり取り(コメントなど)が発生したケース

これにより、優先して対応すべき案件を素早く判断できるようになります。

2. ダッシュボードの改善
  • ジョブ実行履歴ビューを拡張し、過去の実行に関する情報を より見やすく、詳細に 確認できるようにしました。
  • これにより、過去ジョブの振り返りや実行結果の分析が容易になります。

📝 技術的な補足事項

💻 互換性

コンポーネント 対応バージョン
Salesforce API REST + Bulk API v2
OS サポート Windows

⬆️ アップグレードに関する注意事項

✅ ExcelTL v1.0.5 は、Salesforce 連携の強化、安全なデータトランスフォーメーション、および運用コントロール性の向上に重点を置いた安定性重視のリリースです。


前回のリリース

バージョン: 1.0.4

📅 リリース日: 2025-11-11

🛠️ バグ修正および新機能

今回のリリースでは、Excel と Salesforce 間のデータ連携の安定性向上 と、より柔軟なデータ変換を可能にする新しいトランスフォーメーション機能の追加 を中心に改善を行いました。

1. 機能修正 – データフィルター処理

Excel から Salesforce へのデータ読み込み時にフィルターを適用する際、正常に動作しない不具合を修正しました。

現在は、設定された条件に基づき、正しいデータのみが Salesforce にロードされるようになっています。

2. 機能追加 – 新しいトランスフォーメーション

データの一貫性と柔軟性を高めるため、以下の データ変換(Data Conversion) トランスフォーメーションを追加しました。

  • ゼロをヌルに変換(Convert Zero To Null)
  • ゼロを空値に変換(Convert Zero To Empty)

これらのトランスフォーメーションは、数値フィールド内の「0」と等しい値を null または 空値(empty) に変換します

これにより、異なるシステム間でのデータ整合性が保たれ、スムーズなデータ交換・処理が可能になります。

✨ ExcelTL 1.0.4 は、トランスフォーメーション機能の柔軟性を拡張し、
データ連携の精度をさらに強化することで、さまざまなシステム間でのシームレスな統合を実現します。

バージョン: 1.0.3

📅 リリース日: 2025-11-03

🛠️ バグ修正および更新内容

今回のリリースでは、ジョブ実行の安定性向上と UI 表示の不具合修正を中心に改善を行いました。

また、新規ユーザー向けの特別なお知らせも追加されています。

1. 機能修正
  • ジョブ異常終了の処理改善
    一部のジョブが長時間実行時に異常終了する問題を修正しました。
  • 複数レコードのアップサート(バルクモード)
    バルクモードで実行する際に発生していた不具合を修正しました。
    バルクアップサートジョブがより安定してスムーズに実行されるようになりました。
  • 文字列操作トランスフォーメーション ジョブ設定時に値を指定する際、対象の文字列の前後にダブルクォーテーションを追加するようガイドラインを統一しました。
    これにより、文字列操作トランスフォーメーションの設定と処理が一貫した動作となります。
2. UI 修正 – リアルタイムログビューア(拡大/縮小ボタン)
リアルタイムログの閲覧中に、拡大(Expand) ボタンを押した後、

縮小(Collapse) を押すとログビューが消えてしまう不具合を修正しました。

現在は正しく表示が復元され、安定して動作します。

3. UI 更新 – サブスクリプション画面
特別キャンペーンを発表:

🎉 Starter プランを 1 年間無料でご利用いただけます。
この更新内容は サブスクリプション画面 に反映されています。

✨ ExcelTL 1.0.3 は、ETL ワークフローの安定性と操作性をさらに高め、
よりスムーズで信頼性の高いデータ統合を実現します。

バージョン: 1.0.2

📅 リリース日: 2025-10-27

🛠️ 不具合修正と改善

今回のリリースでは、ExcelTL Studio全体の安定性と一貫性を向上させました。

1. UI改善 – ページネーションページネーションの表示を改善し、より見やすく、各タブ間で統一されたデザインにしました。
2. 機能修正 – ジョブスケジュール一部のスケジュール済みジョブが実行されない不具合を修正しました。
これにより、すべてのジョブが設定どおりに確実に実行されるようになりました。

バージョン: 1.0.1

📅 リリース日: 2025-10-10

🚀 新機能

ExcelTL Studioの自動化、柔軟性、サポートアクセシビリティを向上する。

1. ジョブ依存関係
複数のジョブを条件付き実行でリンクし、自動化された再利用可能なデータパイプラインを構築する。
詳細ガイド
2. 変数
ファイル、SQL、および接続の再利用可能な値を定義し、ETLジョブを柔軟で安全、維持しやすくする。
詳細ガイド
3. ヘルプセンター
ExcelTL Studio内でサポートケースを直接作成、追跡、管理する。
詳細ガイド

📝 注意事項

このリリースは、高度なETLワークフローのジョブ自動化と設定管理を向上する。既存ユーザーは互換性の問題なしにバージョン1.0.0から直接アップグレードできる。

バージョン: 1.0.0

📅 リリース日: 2025-08-01

🚀 新機能

以下の主要なデータソース向けアダプターを提供する:

CSVアダプター
.csvファイルからデータを抽出/ロードする。
Excelアダプター
.xlsxファイルの読み書きをサポートする。
Salesforceアダプター
Salesforce(REST/Bulk API)との統合。
PostgreSQLアダプター
PostgreSQLデータベースと接続してデータを操作する。
HTTP RESTアダプター
RESTful APIを呼び出してデータを抽出/ロードする。
HTTP SOAPアダプター
SOAPサービスとの統合。
Amazon S3アダプター
Amazon S3でデータをアップロード/ダウンロードして管理する。