なぜExcelTLはSaaSではなくオンプレミスを選んだのか?
こんにちは。ExcelTLチームです。
今回は、私たちのETLツール「ExcelTL」が、なぜクラウド(SaaS)型ではなくオンプレミス(ローカルインストール)型を選択したのか、その背景と設計思想についてお話しします。
SaaSではなくオンプレミスを選択した理由
多くのETLツールやiPaaS製品は、SaaSとしてクラウド上で提供されています。確かにクラウドは導入も管理も容易で、スケーラビリティにも優れています。しかし私たちは、クラウド運用に長年携わる中で、SaaSが抱えるリスクを何度も目の当たりにしてきました。
一時的なサーバーダウンが全てのユーザーに影響し、復旧後のデータ整合性やパッチ適用に苦労する――そのような現実をExcelTLでは絶対に繰り返したくありませんでした。
データはお客様の資産
企業にとってデータは「知的財産」であり、「経営資源」です。私たちは、そのデータを外部のクラウドに預けること自体がリスクを生むと考えています。だからこそExcelTLでは、お客様自身の環境で完結する構成を選択しました。
データは常にお客様の手元にあり、転送や保存のプロセスをすべて自社の管理下で制御できます。この構成こそが、データの真正性と安全性を確保する最良の方法だと確信しています。
お客様の声と、その解決策
当然、「なぜSaaSではないのですか?」というご質問をいただくこともあります。特に小規模なお客様にとっては、自社サーバーの立ち上げや運用保守にかかるコストや手間が大きな負担になることを十分に認識しています。
そこで私たちは、この課題を解消するために、ExcelTLの導入と同時にサーバー構築・運用保守サービスを手頃な価格で提供することにしました。これにより、オンプレミスの安心感を維持しながら、SaaSのような手軽さでExcelTLをご利用いただけます。
セキュリティと信頼性へのこだわり
ExcelTLは、ISO/IEC 27001:2022に準拠した情報セキュリティ管理体制のもとで開発・運用されています。お客様のデータ保護を最優先とし、外部アクセスリスクを最小限に抑える設計を徹底しています。
「信頼できるETLツールでありたい」――それがExcelTL開発チームの一貫したポリシーです。私たちは、お客様が安心してデータ連携を行えるよう、運用から保守まで継続的に支援しています。
ExcelTLとは
ExcelTLは、Excel上で動作するノーコードETLツールです。SQLやスクリプトを書かずに、ファイル、データベース、クラウドサービス間でデータの抽出(Extract)、変換(Transform)、ロード(Load)を直感的に実行できます。
さらに、近日公開予定のAIエージェント機能により、ETLジョブの自動構築やエラー分析も可能になります。データ連携をよりシンプルに、より安全に、より身近に――それがExcelTLの目指す姿です。
データ移行、データ統合、既存ETLのリプレイスを検討している方。または「自社データを安全に扱いたい」「SaaSに依存しない運用を実現したい」とお考えの方。
ぜひ一度、ExcelTLを体験してみてください。
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